1.廃水処理業務
日本において横須賀、佐世保を拠点としたアメリカ海軍艦船から排出される油分を含んだ廃水や生活汚水(年間約50万トン)を自社保有の大型処理バージへ回収し、海洋へ放流が許可される厳しい基準値までの廃水処理業務を行っています。また、今般問題視されている有害物質である*PFASに関しても新たな技術を取り入れ、排出基準値以下に抑えることの研究もアメリカ国防省も含め協力会社と共に進めております。現在、世界的に問題である海洋汚染に対して真剣に取り組み、少しでも環境改善のお役に立てるよう日々努力を続けています
*PFOS及びPFOAは、独特の性質(水や油をはじく、熱に強い、薬品に強い、光を吸収しない等)を持ち、撥水剤、表面処理剤、乳化剤、消火剤、コーティング剤等に用いられてきた化学物質です。(環境省 報道発表資料からの抜粋)
我が社の廃水処理技術は、数段階ステージにおいてアクアエアーブラスターによるエアレーションと高濃度バイオを充填することにより、汚泥の回収を減少させ、腐敗臭などの悪臭を発生させません。
2.アメリカ海軍艦船の修繕工事とサービスの提供
協力会社と以下の艦船修繕工事を行っております。
・艦船に設置されているレーダーなどに用いられるマイクロ波を伝送するため導波管の製作
・艦船の各種タンク(燃料・生活排水など)の清掃
・艦船内のデッキカバーリング(床材)の修理・新規施工
・艦船装備品の静電粉体塗装
・艦船に設置されているレーダーなどに用いられるマイクロ波を伝送するため導波管の製作
・艦船の各種タンク(燃料・生活排水など)の清掃
・艦船内のデッキカバーリング(床材)の修理・新規施工
・艦船装備品の静電粉体塗装
3.アメリカ海軍艦船(USS, United States Ship)ならびに補助艦艇(USNS、United States Naval Ship)
日本各地に短期間寄港時、飲料水の提供や、生活廃水・ゴミ回収ならびに処理などの各種サービスを提供しています。
4.沖縄アメリカ軍基地ならびに施設のグランドメンテナンス
沖縄県に点在する米軍基地内に広がる広大な芝生(嘉手納飛行場、嘉手納弾薬庫地区、キャンプシールズ、ホワイトビーチ地区、泡瀬通信隊、天願桟橋など合計面積は東京ドーム約17個分になります)を年間通し、美しい美観を保つため、協力会社と共に安全にグランドメンテナンス作業を行っています